2017年3月13日, in ブログ, 作品,
板皿
陶芸で粘土を板状に伸ばして扱う事をタタラ作りといいます。お皿にしたり、型にあてたり、組み立てたりして粘土板を作品にしていきます。
とても作りやすい技法なんですが、とても難しいのです。ややこしいですよね(^^;
何が難しいかというと、すごく歪みます。乾燥で水分が抜けて縮む時に反ったり、浮いたり、歪みがでます。とにかく変形しやすい!
どうにか変形しないように行き着いたのがこれ↓↓↓
レンガですね。レンガの下に何かありますね。
お皿が出てきました。そうなんです、レンガを重石にしています。
レンガ足りないときはつく(窯詰めで使う支柱)を置いたりします。
※このお皿は厚みが2㎝ほどあるのでかなりの重みをかけていますが、薄いものは重石の量を減らして加減しましょうね。
※ラップは片乾きしないように端に巻いて保湿しながら、均一に乾かします。
とにかく変形しないように、乾燥させるには時間がかかるのです。